
熊本県立劇場の公式サイトは、「安心して来館できること」と「“行ってみたい”を後押しすること」をデザインの中心に据えてリニューアルしました。全体の色はロゴに合わせた紫を主役に、白と淡い紫で整え、落ち着きと信頼感をキープ。公的施設らしい端正さを保ちつつ、初めての方にも近づきやすい親しみを目指しています。
最初に目に入るエリアでは、公演ビジュアルを大きく見せて“行きたくなる気持ち”をつくり、そのすぐ左に「公演を探す」「チケットを買う」などの主要ボタンをわかりやすく配置しました。ボタンは角をやさしく丸め、文字サイズも十分に確保して、スマートフォンでも迷わず押せる大きさにしています。公演一覧は写真とタイトル、日付、会場がひと目で読めるレイアウトに整理し、“次に何をすればいいか”が自然に伝わる見た目に整えました。
来館時に役立つ情報は“いつでも見える”ことを最優先に、駐車場の空き状況と休館日・窓口時間を左のメニューからすぐ確認できるよう固定表示に。来るべきか迷っている方でも、ページを開いた瞬間に判断できるようにしています。施設を利用したい主催者向けには、「空き情報 → 料金表 → 予約手順」へ短いステップで進める導線に合わせ、各ホールの図面や備品リストの更新情報も見つけやすく表示しました。
英語・中国語(繁体/簡体)・韓国語の切り替えも、いつでも行える位置にまとめ、言語に不安がある方でもスムーズに使えるよう配慮しました。動きの表現は控えめにして、ページ切り替えやボタン操作のときだけ短いアニメーションを入れることで、軽快さと見やすさの両立を意識しています。
結果として、「公演を見つける → チケットを買う」「施設を借りる → 空きを確認 → 予約手順へ」という流れが見た目から直感的に伝わるサイトに。紫を基調にした落ち着いた世界観の中で、公演ビジュアルの“映え”を最大限に生かし、だれにとっても使いやすく、来館までのハードルを下げるデザインに仕上げました。